「ポンテ」とは、イタリア語で「橋」を意味します。
アーティストが生み出す舞台と人々を繋ぐ「懸け橋」として、2001年からサービスを開始しました。
ブロードウェイなどの欧米のミュージカル街では、昔から「公演当日に残ったチケットを廉価で販売するシステム」が存在します。日本でも、歌舞伎における「一幕見」といったチケットサービスがあります。
この様な廉価なチケットは、人々が気軽に舞台芸術にアクセスできる大切な役割を担ってきました。
また一方で、廉価なチケットを求め劇場に通い詰める天井桟敷の人々も、それぞれの劇場と舞台人を育んできた、劇場の命とも言える大切な存在です。
舞台・劇場は、観客との双方の心の交わりがあってこそ成り立つ特別な空間です。
そこでの感動は、「人を変え・社会を変え・未来を変える力」を持っています。
現在、世界を見渡しても日本ほど多くの音楽専用ホールを擁する国はありません。また、東京は世界中で最もたくさんのクラシック・コンサートが開かれる都市の１つとなりました。
この環境そのものが、日本にとって大切な守るべき文化資産であると言えるでしょう。